2004/01/16 移動中：トスカーナの平原

特急列車ユーロスターの車窓より。
電車から眺めるだけでも絵になる風景が続く。

右上はユーロスター乗車券。
駅の窓口で購入する時のこと。
指定した８時３８分発のユーロスターは、今にも発車しようかという時間なのに
窓口の係員はちんたらちんたらしている。まさか乗り遅れても金を取るつもりじゃないだろうな？
イライラしていると、係員の後ろにその上司っぽいオッサンが現れた。
「おっさん、ちょっとこいつに何か言ってやってくださいよ」などと願っていたら、
何かどころか、オッサンは係員と談笑しはじめた！係員の手捌きは更に遅くなる。
頼むぜおっさん。発券させないつもりなのか？
業を煮やした私は思わず机を叩いて怒鳴ってしまった。
「あわぁ　とれいん　いず　あばうと　とぅ　ごぉ！　はりぃ　あっぷ・・・ぷりぃず」
慌てて手を動かし始める係員。ギリギリで電車にも間に合った。あぶねえあぶねえ。

この時こそは焦っていたが、
考えてみたらこの係員のこういうゆったりとした働きぶりが向うの常識で、
発車直前に切符を買おうなどという我々のほうが非常識だったのかもしれない。

教訓：移動の際には余裕をもって。

２００２年２月２７日