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2004/01/27 プラハ:正午
旧市庁舎の時計塔、下部に取り付けてある壮麗な天文時計のカラクリを見ようと
毎日正午には観光者が集う。
死神の像が小さな鐘を突き、合わせて上部の小窓から十二使徒の人形が現れるというものだが、
今となってはそれ程に驚くべきアトラクションではなくなっているのが少し寂しい。
それでも建造当時(15世紀)には欧州屈指の天文時計として名を馳せ、
当時の為政者はこのような時計が他の街にも作られることの無いようにと、
製造・管理を手掛けた時計職人の目を潰してしまったほどだった。
しかし不思議なことに、この職人が絶命したのと時を同じくしてこの時計は止まってしまう。
再び時を刻むには、第二次大戦後に電動装置を導入するまで待たねばならなかったそうだ。
プラハには、こういう不思議な話や魑魅魍魎の類の話が数多く残っている。
右上はレストラン、スタロマーチェクのカード。
鮭、マス、鯉など川魚の料理がお奨め。
地図上でいうと「聖ティーン教会」の「聖」の字の下あたり。
2002年10月25日
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