雪に覆われた細い田舎道を、バスは猛烈な勢いで駆け抜け 午後2時半ごろテルチのバス停に到着。 降りてみれば物凄い吹雪で、10メートル先すらも霞んで輪郭すら覚束ない。 さっきのバスの運転手は何を見ながら運転していたんだろうか・・・。 テルチのバス停ではペンションの客引きのおじさんに声を掛けられたが、 ちょっと胡散臭そうだったので丁重にお断り。 雪の中ごくろうさまです。 積雪にふくらはぎまで埋めながら、とりあえず一歩一歩旧市街に向かって歩く。 旧市街一帯に入る小道の脇には、 置き去りにされた荷車が雪に埋もれつつあった。 2005年1月31日