旧市街の東、ピレ門から入るとこの円形の円形の泉が出迎えてくれる。 柱で区分けされた各面に蛇口があり、水を飲むことができる。 かつてはこの街に辿りついた旅人が 馬と共に渇きを癒したりしたのだろう。 もちろん今でも現役・・・とはいえ、 こんな海の近くで淡水の湧き水なんて出るもんなんだろうか? 左奥に向かっていく道は旧市街の中心プラツァ通りだが、 この通りはかつて海だった場所。 ドゥブロヴニク旧市街は、今でこそ半島のようになっているが、 この街が出来始めた頃は陸地と僅かに分断された島だった。 街が発展して拡張するときに、島と陸地を分かつ海を埋め立て このプラツァ通りとそれより北の街路が形成された。 2005年8月29日