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2004/01/25 プラハ:カレル橋西岸
秋晴れの早朝。
澄み切った空に透き通る雲。切ない東欧の秋。
プラハ城の城下町、マラー・ストラナ地区のカレル橋の塔。
奥に見えるツンツンした建物は、街のシンボルでもあるプラハ城内の聖ヴィート教会。
カレル橋の歴史は14世紀に遡り、その名は建造を命じたボヘミア国王カレル1世に由来。
彼の治世において、プラハは急速な発展を遂げる。
カレル1世は選帝諸侯により神聖ローマ皇帝に選出され、カール4世としても知られている。
ヴルタヴァ川を跨ぐその全長は500メートルにも及び、欄干にはバロック様式の聖人像30体が並ぶ。
建築を手掛けた若き天才、ペトル・パルレーシュ(当時27歳)の技は
600年もの間この橋を支え続けている。
この年の夏、異常気象によるヴルタヴァ川の大氾濫に見舞われた時も
立派に耐え抜いてみせた。
右上はプラハ市内のトラム、地下鉄、バスが1週間のり放題。
…とはいえ、この時は大洪水の後だったため地下鉄は全面閉鎖されていた。
2002年10月24日
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