マラー・ストラナ地区にヴルタヴァ川から流れ込む用水路ほどの水流。 古くは「悪魔の流れ」と呼ばれたこともあったらしい。 その由来は、ヴルタヴァ川氾濫の際に水害をもたらす原因となったり、 この付近に魔女が住んでいると噂されたりしたことがあったからだそうだ。 また、プラハには河童伝説がある。 夜更けにはこの辺りから河童が陸に上がり、緑の外套に赤い靴という出で立ちで マラー・ストラナ地区の飲み屋を梯子したり赤い靴を繕ったりする。 そんな他愛の無い妖怪かと思えばさにあらず。 人の魂を空き缶に封じ込めて、ヴルタヴァの川底に溜め込んでもいるのだとか…。 2002年10月29日