前掲の写真を撮影した場所から少し登ったところに立つストラホフ修道院。 話は前後するが、この日の日中、夕暮れ時になるまで中を見学していた。 名前は未だ「修道院」だが、現在は民族博物館として用いられていて チェコ人の歴史を題材にした絵画や 修道院に伝わるキリストの像などが展示されている。 この他、中世のころから時代を重ね引き継がれてきた図書室は実に見事で、 バロック式の装飾とフレスコ画に覆われた天井には圧倒される。 ガラス越しでしか見られないのが残念なところだ。 丘を降りる途上、雪が降り出した。 手近なレストランに入り、鶏肉のスメタナソース和えを食す。 2005年1月29日