2008/01/10 ザルツブルク：メンヒスベルクの展望台より　４

2005年中欧篇最後の写真。
何度となく訪れたメンヒスベルクの展望台より。
昨日の朝ここに来た時は思ったよりも空が既に明るくなっていたので、
今朝は5時半に起き、「まだ空が暗さを残しつつも朝は近い」
そんな時間帯を狙う。
はるか遠く、山影の麓に立ち込める霞を街灯がぼんやりと映し出す。

最後のフィルムを使い切ると、なんだかとても解放された気分になった。
拘りすぎというのも、また何かを見失わせてしまうものだ。
まあ、月並みなことなんだけれど
気づいてみるのはまた難しかったりする。
太陽の光が悠々と空を明らめていくのを眺め、展望台を後にする。
さあ。帰ろう。
ホテルに戻って朝食を取りチェックアウトし、
ザルツブルクの空港からウィーン経由で帰国。

２００５年２月６日

次回からは2005年夏・南欧篇スタート。
イタリア南東部、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチアの風景をアップしていきます。
照りつける太陽。乾いた石造りの街。光を放つ海。そして緑の包む木陰etc...
季節外れな感は否めないけれども、せめて寒さを忘れられるような写真を
お届けできればと願う次第です。