建物がひしめきあい、影の谷間のような路地を歩いていると ぽっかりと開いたトンネルを発見。 向こう側の青空が、道行く人の足で磨かれた石畳へと 染み入るように映りこみ、 開け放たれた扉から覗くカーテンが、海風に吹かれ優しくゆらめく。 トンネルの中から しばらくぼうっと光の差すほうを眺めながら一休み。 少し海辺でも歩いてみようかな。 2005年8月25日