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2010/01/06 移動中:ドゥブロヴニク郊外


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ボスニアのモスタルからバスで4時間、午前11時近く。
クロアチアのドゥブロヴニクに戻ってきた。
写真はバスターミナルに着く5分ほど前、郊外の風景。

バスターミナルに降り立つと、レントルームの客引きでごった返していた。
俺の部屋は安いぞ・うちの部屋は旧市街に近いぞとあの手この手で迫ってくる。
まあ横文字で言えばカッコいいが要は民宿である。
かなり安いうえに一般家庭の家にホームステイのような感覚で泊まれるというのも
魅力的だし、むしろそういうところのほうが好きではあるが、安全性(特にカメラ)の保証がないし、
写真を撮りに日の出前から外出して家人に迷惑を掛けるのもアレなので悉く断る。
しかし、「とにかく便利!旧市街まですぐ!部屋見るだけでもいいから来なよ」などと
しつこく食い下がるおっさんがいたので
「ひとまず部屋だけ見せて」と、おっさんの車で旧市街付近へ。
長距離バスターミナルから旧市街まではかなりの距離があるので
足だけでも利用させてもらうことにしよう。

おっさんのレントルームは、一言で言ってフケツだった。
他人の部屋をどうこういえるようなものでは決してない暮らしをしているが、
自分で汚してる部屋にいるのと他人が汚した部屋にいるのとでは全く違うものだ。
「・・・やっぱり他を探すよ」といって別れた。

ドゥブロヴニクのホテルは大概、新市街にある。
旧市街の中にあるホテルは数も少なく結構高額になってしまうのだが、
予算も割と余裕があったので
思い切って旧市街の老舗、ホテル・スターリ・グラッドに泊まることにする。
http://www.hotelstarigrad.com/intro-en.htm
まあ、今回の旅行は初日が野宿だったりもしたから
最後の街ぐらいちょっとばかりいいところに泊まってもバチは当たるまい。
このホテルの朝食は、晴れた日なら屋上で眺めを楽しみながら取ることができる。
その写真はまたいずれ。

旧市街のメインとなるプラツァ通りから路地に少し入ったところに入り口がある。
フロントを訪ねると1階の部屋なら空いているという。
まだまだハイシーズンなのだし、空いてるだけよかろうと即決。
部屋の準備をしてるところなので14時から入れるとのこと。
時刻はまだ12時。昼飯でも食べて散歩してから戻って来よう。

2005年8月28日

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