ヴィスワ川越しに眺めるヴァヴェル城の夕景。 クラクフに伝わる多くの神話・逸話の舞台でもある。 昔々、この城の建つ岩山には一匹の竜が住んでおって、 天変地異をもたらしては人々を苦しめておった。 そこに勇敢なあんちゃんが、タールを詰め込んだ捧げ物の羊を食わせて 退治しよったそうな。 クラクフにまつわる伝承はブロニスワフ・ヘイドゥク(生没年不詳) 著の『クラクフ神話伝説物語』なる書物に詳しく書かれているそうだ。 興味がある方は探してみてください。 2002年11月1日