根雪の残るカルチェリ修道院。 フランチェスコもたびたび訪れたという。 写真中央の奥、雪に埋もれたT字型の像は、フランチェスコのもの。 雪の中にあっては、清貧生活の厳格さを思わせる姿だが、 きっと春先や初夏には、小鳥を愛で、月と星、そして太陽を賛美した 朗らかな彼を思い起こすことができるだろう。 建物の中も部分的に開放されており、隠遁生活の一端に触れられる。 2003年2月10日