2004/11/06 ティラ（サントリーニ）島：お散歩

正午頃。島の中心街、フィラ郊外にて。

ティラ島内各都市の詳細な地図は得られず仕舞い。
本来ならば従来通り、詳細な撮影位置や通りの名前まで紹介したいところだが
願い叶わず…。
大雑把な地図ですが、ご了承頂きたい。

街に出る前、
昨夜の寝不足もあり、午前中はホテルで仮眠をとることにした。
ベランダに出ると強烈な日差しが襲い掛かるのだけれど、
室内に入ればまるで暑さを感じない。
乾いた風をかき回す扇風機が、肌寒く感じられるくらいだ。
梅雨の蒸し暑さに辟易していた東京の気候とはまるで違う。

ヒルネなんぞして時間がもったいない？
いやいや、ヨーロッパの夏は日の長さがハンパじゃなく長い。
朝は５時台に日が昇り、午後９時頃にようやく夕暮れ時を迎える。
あんまり早くから出歩いても、時間を持て余してしまうのだ。
職場の皆様方の協力もあって
本当に奇特な時期に来れたことでもあるし、
せっかくなのだからここは一つ、ゆったりと過ごしたいというもの。
着いて早々、ミニ・バーを漁りビールを空けてしまっても、
それはしょうがないことじゃないか。

日本人にとっての沖縄やグァムと同様、
ここギリシャはヨーロッパの人々にとって夏のリゾート地。
のんきな雰囲気に呑まれ、
だらけた気分で旅は始まる。

…ところで、だ。
私はこれまで、
夏のヨーロッパの昼間が長いのは
単に「高緯度だから」という思い込みだけで納得してきたのだけれど、
よくよく地図を見てみると、ここティラ島は
東京都とほとんど変わらない緯度上に位置している…なんで日照時間がこんなに違うの？？？

２００３年６月３０日