ティラ島の中でも、「夕焼けの名所」として知られるイアの町並み。 最近更新が手付かずだったので今夜は2枚up。 このまま、徐々に日が暮れていく様を撮影した。 思えば中高時代、海沿いの町に住んでいた私は、 夕暮れ時になると同じ場所からじっと夕日が海に落ちていくのを待ちながら 時折シャッターを切る、そんな写真をひたすら撮っていた。 あの頃に撮っていた写真は、だからほとんど変わり映えのしないものばかりだが、 ふと思い返してみれば、あれから10年近く経て、私は今も同じ撮り方をしている。 それなりに色々な街に出掛けもしたし、色々な風景にも出会った。 それでも、移ろいゆく空の色合いに勝るものは、ないのかもしれない。 あるいは単に私が成長しないのか・・・ 2003年7月1日