木立と背景が入れ替わる−そんなマグリットの絵を思い出すような 錯覚に襲われる、ベギン会修道院の中庭。 老いた修道尼が知り合い(画面外)に向かってゆっくり手を振りながら歩く。 13世紀頃からこの中庭を中心に建築されていった。 現在残っている建物は、大体17世紀頃のものらしい。 ベギン会修道女の減少などにより、 今ではカトリックのベネディクト修道会・女性修道院として用いられている。 2004年8月25日