2007/02/26 デュルビュイ：ウルト川の岸より

リエージュから、赤茶色の可愛らしい電車に揺られること30分、
バルヴォBarvauxという無人駅で降りる（5.3ユーロ）。
車窓からの風景は、緑に覆われた小高い山や渓谷の下を川が流れるなどの
細やかな起伏に富み、どこまでも真っ平らだった北部のフランドル地方とは
全く趣の異なる風景を楽しむことができる。

バルヴォ駅からデュルビュイまでは4km。夏季限定でバスが運行している。
（それ以外の時期はタクシーか歩きになるようだ）
緩やかな起伏とカーブの長閑な道を進む途上では、緑豊かな自然の中で
サイクリングやカヌー、遠くの岩場ではロック・クライミングに興じる人たちの姿がみえる。
ここ一帯は自然公園のようになっているらしい。

さて、バスに乗ってから10分ほどで目的地デュルビュイに到着。
バス停から少し歩を進めると、街を流れるウルト川の向こうに
生い茂った木々の合間から城が見えてくる。
デュルビュイの街は、木立に覆われて見えなくなるくらい小さいみたいだ。
さあ、どんな街なのだろうか？

２００４年８月２７日