夏の終わりの曇り空。 近くの売店でビールを探す。 「バルチック」などというロシアのビールを見つけ、 広場の端っこに座り込んで飲んだ。 風はもう秋の気配を漂わせている。 ついでに公衆電話から日本に電話を掛けた。 軽やかな音階を奏でる鐘の音が 背後で鳴り響いた。 2004年8月29日