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2007/09/04 ブリュッセル:ミニ・ヨーロッパ


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午前中は郵便局へ行って何人かの友人に
お土産代わりの絵葉書を送り、
午後はブリュッセル北の郊外に位置するテーマパーク、
その名もミニ・ヨーロッパへと出かけた。

EU加盟国の建築や景観が1/25スケールで再現されている。
要するに東武ワールドスクエアのEU版といえば通りがいいか。
写真に写っているのは言わずと知れたパリのエッフェル塔と凱旋門。
フランスでいえば他にも、ル・コルビジェのロンシャンの教会やサクレ・クール寺院などがある。
イギリスからはウェストミンスター宮殿、フランスと結ぶドーバー海峡のトンネルも。
スペインからはラ・マンチャの風車にバルセロナの港、闘牛場など。
ポルトガルからはリスボン海上の砦。
イタリアからはベネツィア、アルベロベッロなどの他、ベスビオ火山なんてものも。
ベスビオ火山はボタンを押すと地面が揺れる仕掛けになっていたりして結構遊べる。
ドイツからはボンのベートーベン生家やリューベックの旧市街、ベルリンのブランデンブルク門など。
ブランデンブルク門の前にはベルリンの壁解体時のジオラマが作られていて、
ボタンを押すとクレーン車が落書きだらけの壁の一部を押し倒す。
子供騙しながら妙に面白いぞ。
などなどなど、挙げれば切りがないので止めておくが、
意外に楽しめる場所だ。

「どうやったらよりホンモノっぽく見えるか」と
結構苦心しながら撮った写真も実はかなりあるのだけど、
そんなものを延々アップしていると
こちらのモチベーションが保てなくなりそうなので割愛する。

因みにちょうどこの年の5月、EUの加盟国は15カ国から25カ国へと
一気に増加したのだが、ここでも早速
新たに加盟した10カ国の模型を作るための敷地が確保されていた。
(これを書いている2007年9月現在では27カ国)
写真右はミニ・ヨーロッパのパンフレット。

背景に見える複数の球体からなるオブジェは
鉄の分子を1650億倍にしたもので「アトミウム」と呼ばれ、
1958年ブリュッセル万博のときのモニュメント。
要するに太陽の塔のベルギー版である(こればっか)。

チューブの中はエレベーターやエスカレーターで繋がっていて、
最上部の球体は展望台になっている。
しかし、アトミウムとミニ・ヨーロッパの共通券で
16ユーロ(当時で2千2百円くらい)というのは
ちょっとぼったくりではなかろうか。

2004年8月30日

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