朝4時に目が覚める。 まだ眠たいが、早朝の暗いうちの写真も撮っておきたい。 しかし昨日は起伏の激しい石畳の路地を散々歩き回っていたから 足の疲れも取れていない。 散々悩んだ挙句、やはり撮っておこうと意を決して部屋を後にする。 ・・・が、カウンターは無人。「6時から」との看板が出され 扉は当然のことながら施錠されている。 暗闇の奥からは熊のようないびき声・・・起したら喰われてしまうんだろうな・・・。 これは「寝てろ」ってことなんだろう。 二度寝の後、午前6時に改めて外に出る。 空も随分明るく、旧市街の向かいの渓谷から 太陽が今にも顔を出そうとしていた。 2005年8月23日