ボスニア・ヘルツェゴヴィナに入り、バスは幾つかの街を通り抜けていく。 車窓から見える家々は、新しく建てられたものや 建て替え中のものが多く身受けられる。 出発前に情報収集しようと眺めていたボスニア旅行記などでは 「半壊したままの家が多く見られた」といった描写があったのを思い出した。 復興が少しずつ進んできているのだろう。 夏の日差しに負けじと自転車で遊ぶ子供たち。 その後ろは・・・コカ・コーラ。 コカ・コーラ社の営業マンというのは、ユーゴ紛争が終結してから どのくらいの間でボスニアに入って来たんだろうか。 スーツにヘルメットを被って、販売店開拓と流通ルート確保に 奔走する営業マンの姿を想像してしまった。 2005年8月26日