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2012/06/24 ローテンブルク:マルクト・プラッツ 1


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しばらくうろうろして旧市街の中心マルクト・プラッツへ戻ってきた。
右は市庁舎。

ここで三脚を立てて撮影していると、
韓国から一人旅に来ていた大学生に声を掛けられ夕食を一緒に摂ることにした。
東京で暮らすにはいくらぐらい掛かるとか
ペ・ヨンジュンが大人気だとかそういう話をしていたと思う。
自分が大学時代に哲学科に属していた話をすると
彼の名前にも「哲」の字が入っていて、
「父親から『philosophyを備えた人間になるように』と言われて育った」と言っていた。
うーん、立派だなあ。
知識を持つのも難しいが、「備える」というのはさらに難しいことだ。

それにしても
philosophyの訳語に「(希)哲学」という漢字が当てられたのは日本では明治のことだけれど、
韓国においても「哲」というのは同じ概念として通じるのだろうか。
訳語に用いられる以前に「哲」という漢字そのものが持っていた意味合いなども
彼の名には含まれているのかもしれない。
しかしそんな複雑な話題まで話せるような英語力はないので聞くのはあきらめた。
それでも軍役に就いて山間地に通信兵として着任していたことなど面白い話が聞けた。

飯はホテルのレストランでアイスバインか何かを食べたと思う。

2006年1月30日

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